特集

片品村の養蜂家

先日、片品村でただ一人の養蜂家である「8beeat」の萩原さんを訪ねてきました。
養蜂を初めて7年。養蜂を始めたきっかけを伺うと「おじいちゃんが蜂蜜が大好きだったから」となんとも心温まる回答をいただきました。

蜂の巣箱が置いてある場所には、主にホーリーバジルが植えられていて他にも姫ハッカや和ハッカが育っていました。ハーブには、人だけでなく蜂にも効能があるらしく、ダニを寄せ付けにくくしたり、元気にしてくれるそうで自然の力も借りながらみつばちを育てていました。
姫はっか ホーリーバジル
ハーブの他にも、蜂の蜜源となる蕎麦、栗の木なども植えられていて、蕎麦は秋蕎麦も植える予定だそうで、蜂の蜜源が無くならないようによく考えているなぁと思いました。
蕎麦 栗の木

養蜂の世界は奥深く、知れば知るほど養蜂が楽しくなりノーストレス!と笑っていました。
みつばちは世界を作っているというほど重要な存在であり、みつばちは蜂蜜を作るだけでなく世界中の多くの作物の受粉を行っていたり、山を守っていたりすると言われているそうです。非常に見にくいですが、写真のみつばちも花粉(足のオレンジ色部分)を付けています。
花粉をつけたはち
花粉をつけたはち

今日は、蜂の巣箱に女王蜂がいるか確認するということで、蜂防護服をお借りして近くで見させていただきました。
巣箱作業

初めての体験にドキドキ。
蜂の巣を開けるとすぐ近くをたくさんの蜂がぶんぶんと羽音を立てて飛んできます。何もしなければ襲ってこないと言われていたので、あまり動かずにじっと見守ります。
巣板
巣箱を開けた瞬間、羽音が変わりました、高くなりましたよ。と言われたのですがまったくわからず・・・(羽音が高くなる=警戒してるんだそうです)。
蜂とともに生活しているとそんな些細な違いも分かるんだ、と驚きました。
巣箱からそっと巣板を取り出してじっと何かを探しています。
何を探しているのか・・・蜂の卵を探しているそうです。卵があれば女王蜂がいる証拠だからだそうです。
巣板
これが卵、わかりますか?と見せて頂いたのですが、生みたての卵は素人ではかなかわからないくらい小さくて、じっくりと探してようやく卵を発見しました。ボールペンの点くらいの小ささです。萩原さんは、一瞬で卵があるかを確認されていました。
巣板 はち
巣箱を開けて、この巣は元気がいい、ここはちょっと大人しいなぁと蜂たちの様子も確認されていました。

養蜂の世界では、若手の萩原さん。日々真摯に蜂と向き合い、より蜂にとっても人間にとってもいい環境は何かを考え、チャレンジをしており、これからの活躍がとても楽しみです。
ホーリーバジルとはち
ホーリーバジルは、剪定をしていくと秋ごろにお茶畑のように半円状になるそうです。その頃にまたお伺いできればと思っています。
お忙しい所お時間をいただき本当にありがとうございました!!
蜂の巣箱の中を見たのも初めてで、とても貴重な経験でした^^

みつばちがいない世界なんて考えたくない・・・自分たちに何ができるか改めて考えた1日でした。
佇むカエル