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片品ライフ~素敵な村人図鑑~#6

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人口四千人ちょっと(令和5年3月1日現在)の片品村。
基幹産業は、農業と観光業の片品村。好きを仕事に肩肘を張らず自然体で暮らしている若手の方も多い片品村です。
そんな素敵な方達を少しでもご紹介できればと思います。
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素敵な村人図鑑 #6
Fiesta主催:星野桃子さん
桃子さん
2023年3月19日に、桃子さん率るダンスチームFiestaの発表会を開催。
八木節保存会、さんさん森のようちえんも参加。
八木節 さんさん森のようちえん
コロナでお祭りなど発表する機会がことごとくなくなってしまい、中学生3年生がいよいよ高校生になる今年、何かを残したい!と「Fiesta感謝祭」を企画されました。

片品村で生まれ育ち、大学進学のために上京。
大学2年生のときにまたまた手に取ったチラシが、奨学金でアメリカに留学しミュージカルに参加し、世界を回ってショーをするというプロジェクトの参加者募集のチラシでした。これに応募したところ、審査に通って渡米します。
驚いたことに、英語もしゃべれない、ダンスもこれまでに習ったことのないというのです。
英語が喋れないから大人しい子と思われていた桃子さんですが、和太鼓をやっていたのでリズム感はよく、ダンスの練習を見た仲間から「すごいじゃない!」と声をかけられたことから、言葉よりもダンスをコミュニケーションツールとしていけばいいんだと気が付いたそうです。世界中を回りミュージカルのベースが「世界平和」だったため、各国色々な問題を抱えていることを知ることができたとおっしゃっていました。
その後、アメリカのサマーキャンプで3週間、世界中から集まった子供にダンスを教えていました。
一旦日本に戻り、また同じところで働きたいと思っていたところ、スタッフとして働いてみないかと声をかけてもらい、再び渡米します。
スタッフからショーマネージャー→アシスタントディレクターへと昇格。
アジアから来た自分がアシスタントディレクターまでやることができたことと次の世代に引き継ぐため、また、今やれることが他にあるかもと退職を決めました。
退職後は日本に戻り、JICAの青年海外協力隊になろうと応募し健康診断まで済ませたもののコロナが世界中に蔓延し、青年海外協力隊の派遣自体が取りやめになってしまいました。
学校の先生や同時通訳などの仕事をしながらも、自分と向き合う時間が増えて自分がやっていて気持ちがいいなと思うことをやってみたいと思うようになってきたそうです。

2022年3月にFiestaというダンス教室をオープン。最初は1~2人しかいなかったそうですが、どんと人数が増え10人、気が付けば20人にもなっていました。ただ、あまり教えることはしていなくてその子がそこにいてそれでいいと思える空間、ダンスを通じて自信とコミュニケーション能力を持ってもらえたらいいなと思っている、と話していました。
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やりたいことを書き出したら意識がそっちに向くのでいつか叶うと思う。自分も、2019年に受けた取材で、ダンスで世界中の村おこしをしたい、まずは自分の村からという話をしていたらしい(忘れていたそうです)。それが、今年「Fiesta感謝祭」を開催することができ以前話していたことが実現した、と無理だとあきらめない、書いてみる、言ってみる事のパワーを教えてくれました。
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周りまで明るくしてくれる桃子さん。
今日もパワーをいただきました。ありがとうございます!

今後の目標:海外や日本各地を巡って色々吸収したい。自分で何かを作ったり、手を使って何かをしたい。