人口四千人ちょっと(令和5年3月1日現在)の片品村。
基幹産業は、農業と観光業の片品村。好きを仕事に肩肘を張らず自然体で暮らしている若手の方も多い片品村です。
そんな素敵な方達を少しでもご紹介できればと思います。
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素敵な村人#1
「菓子工房 Lammin」の石橋さんご夫妻
2020年12月下旬にオープンした「菓子工房 Lammin」。
奥様の地元が片品村(と言っても、小学校の時に片品村にご両親と移住)。パティシエである旦那様は神奈川県の「リリエンベルグ」で修行をされていました。
自然豊かなところで子育てをしたい、という想いから片品村にお店をオープン。
木をふんだんに使ったお洒落で落ち着いた店内は、つい長居したくなるゆったりとした雰囲気です。
オープンから丸3年を迎え、どのような変化があったかお聞きしたところ、Lamminを訪れるために、初めて片品村に来たというお客様もいて、自分たちのお店が片品村に来るきっかけになってきているのがうれしいとお話しされていました。
女性客が多いかとおもいきや、以外と男性客が多く、農家の方が作業着のまま「こんな格好でごめんなー」と言いながらお菓子を買いに来てくれることもあり、気取らないお店なので村の方に気軽に来てもらえるのもうれしいと笑顔で話されていました。
「菓子工房Lammin」は少しずつ変化しており、オープン当初はなかったカタツムリの看板が設置され、パンの需要もありパンの販売を始めたり冷蔵ショーケースが設置されたり。
夏にはアイスが人気で、食べるスペースがあるといいなと思い、駐車場にしていた庭に木を植え現在、オープンテラスのような場所を作っている途中だそうです。
進化の理由は、オープン当初に全部やってしまうとそれに縛られてしまうので、やりながら必要なものを見極めてお店を作っていきたいというお二人の想いから。
ケーキやパンも自分たちが食べたいものを作るので、日によってメニューが違うのもLamminの特徴で、”お客様が来るたびにワクワクしてもらえたらいいな。都会なら、どんなケーキがあるかわからない!と怒られてしまいそうだけどそういうことも片品村だからできることだと思う”とここでしかできないことにチャレンジされています。
子育てについても、都会ほど気を遣わず育てられていい意味で色々な人が見てくれていて、
孤立感を感じない、子育てするにはとてもいい所!と片品ライフを楽しんでいるようでした。
*これからの目標:地道にずっと自分たちの身の丈に合ったことを乗せ伸びをせずにやっていきたい。
*片品村がこうなったらいいなと思うこと:いい意味でのんびりした雰囲気の片品村。このままの雰囲気でいて欲しい。
私も大ファンの「菓子工房Lammin」。美味しいお菓子、パンはもちろんのこと取らず気負い過ぎず楽しみながらやっているのがLamminにお客様を惹きつけるのかな、とお話を伺いながら思いました。
片品村にお越しの際は、是非お立ち寄りください。
菓子工房 Lammin
・住所:群馬県片品村鎌田4613-2
・電話:0278-25-4173
・定休日:日曜日、月曜日、木曜日
(臨時休業、臨時営業もあるので インスタグラムでご確認ください。その日のメニューはインスタグラムのストーリーズで紹介されています。)