おいしいもの

片品村の舞茸生産者さんを訪ねてきました。

風味豊かな舞茸が栽培されている片品村。
舞茸の菌床栽培を始めたのは片品村が最初で、それから他の地域にも広がっていったとおっしゃっていて驚きました。始めた当初は全てが手探りで設備も既存のものがないし、どうやったら栽培が成功するのか、何度も何度も失敗をしてようやく菌床栽培に成功したそうです。現在、片品村で舞茸を生産されている農家さんは5軒ほど、先日、その中のお一人である高山さんを訪ねてきました。

舞茸がどうやって栽培されているのかテレビでも見たことがなく、シメジみたいにポット栽培なのかな?しいたけみたいに原木栽培なのかな?と想像を巡らせてわくわくしながら訪ねて行きました。

最初に見せていただいたのが大量の「おが」。粗目のおが、細かいおが、と粗さの違うおが3種類。これに、フスマ、油を搾ったあとのトウモロコシを水と混ぜ合わせて種菌を入れるベースを作ります。
おが 細かいおが(↑写真ではわかりにくいですが、左が粗目のおが、右が細かいおが2種類)

このベースを袋に詰めて、圧縮。その後、高温の窯で8時間かけて殺菌処理を行います。
高圧窯
何故こんなにもしっかりと殺菌処理を行うかというと、茸はとてもデリケートできちんと殺菌しないとバクテリアやカビにやられてしまうんだそうです。窯から出したあとは一昼夜しっかりと冷まして、それからようやく種菌を入れていきます。

こちらは、まだ種菌を入れて1~2週間のもの。菌がまわってだんだんとベースが白くなっていくそうです。
舞茸成長過程
舞茸が少し出てきたのも。この後、一つ一つ丁寧に袋を切って舞茸を大きく成長させていきます。
舞茸成長過程
成長過程に合わせて、温度と湿度を変えて栽培しているそうで、最終過程では、温度17度程度、湿度92~3%の部屋に移して収穫を待ちます。
舞茸 舞茸
舞茸の種菌を植え付けてから収穫までの日数を尋ねてみると、約70日もかかるそうです。何の根拠もないですが、もっと早く収穫できるんだろうな、と思っていたので驚きました。

片品村の舞茸は、自然光を取り入れて栽培しているので色が濃くで香りとても豊かです。なかなか首都圏で販売することはないということですが、片品村のふるさと納税の返礼品にもありますし、片品村にお越しの際は、道の駅尾瀬かたしなの直売所でも販売しています。
是非一度ご賞味ください!私も大好きです♪

舞茸生産者さん
(↑生産者の高山さん)

余談ですが、白舞茸という真っ白な舞茸を道の駅尾瀬かたしなで見たことがあり、白舞茸について伺うと、突然変異でできたもので、今では白舞茸の種菌があるから今では菌床栽培することもできるそうです。白くない舞茸を育てていても、何千個かに一つ、白舞茸ができるときがあるとおっしゃっていました。自然って不思議。

今回、お忙しい所お邪魔させていただきありがとうございました!
今、舞茸が食べたくてしょうがないです。笑