先日お伺いしたトマト農家の今村農園さんの畑では、トマト苗の育苗作業が進められています。
丈夫で良い苗を作り、夏~秋の実りに恵まれるよう慎重に慎重に管理をされていました。
この小さな苗がとてもデリケートなのは前回の記事にも記載しましたが、最近は曇天続きで気温も上がらず、時に放射冷却等で朝方氷点下になる日もあったりして、温度管理にとても腐心されている様子でした。

以前伺った時よりも大きく育っているようですが、実は成長はゆっくりめのようで、もっと太陽が出てほしいと欲しいなぁと今村さん。
3月はあんなに暖かかったのに・・・なんとも恨めしい天気だ・・・と、私も曇り空を見ながら思ってしまいました。
ところで、このクリップようなものがついた苗ご存知ですか?「接木苗」といって、2種類の苗をつなぎ合わせたものなんです。

私は初めて見ましたがトマト栽培では一般的に行われている手法のようで、「台木」という根っこ・土台の部分に当たる苗と、「穂木」というトマトの実がつく部分をつなぎ合わせ、それぞれの苗の特徴を活かすことで、収量を上げたり病気に強くしたりすることができるそうです。
ちなみにこちらのクリップのない苗は、1本の苗をそのまま成長させた「自根苗」と言うそうです。土がまだ新しいハウスに使用するそうです。

そして年数が経ってくると土の中の養分が変化してくるので、先ほどの接木苗に変えていき、収量を増やすなどの工夫をされるとのこと・・・。
今村さんの畑でも土の状態を見ながら「自根苗」と「接木苗」を使い分けておりましたが、コストにも差があるようなので、苗選び一つとってもなかなか悩ましく難しい作業だなぁと感じました。
育苗作業はもう少し続きそうで、十分に育ったら「定植」というそれぞれのビニールハウスに苗を移し変える作業に入るようです。
無事に苗が育ちますように、っていうかもっと晴れてくれー!と空に祈りながら小さな苗達のがんばりを見守りたいと思いました。











