群馬県片品村には常設型の森のようちえん、「さんさん森のようちえん」(運営:NPO法人武尊根BASE)があります。
(※写真は、さんさん森のようちえんで、尾瀬国立公園に行った際に同行させていただき撮影した写真です。)

森のようちえんは、自然体験を軸とした子育て・保育、乳児・幼少期教育の総称で、森だけでなく川や海、里山、畑など自然をフィールドとした活動を行うことを基本としています。
「幼稚園」ではなく「ようちえん」と表記するのは、幼稚園だけでなく自主保育、共同保育、育児サロンなども含まれるからといわれています。

片品村の「さんさん森のようちえん」は冒頭にも記載したとおり、常設型で月~金(土日・祝日・お盆・年末年始除く)保育を行い、条件を満たせば3歳児クラスになれば自治体から助成を受けることもできます。
廃校になった武尊根小学校をベースにしていますが、悪天候でない場合は基本的に利根沼田地域の公園や川、スキー場など屋外で1日を過ごします。
現在は、片品村とお隣の沼田市から通う園児がおり、片品村と沼田市で集合場所が決まっていて、集合場所から園バスでその日のフィールドへ向かいます。

春は雪解けまで存分に雪を楽しみ、春は桜前線を追って桜のある公園に行き桜を愛でながら遊び、最後は片品村の天王桜で桜を追う旅が終了になります。
カエルの卵を見つけ、夏になると卵から孵ったオタマジャクシを見つけたり川で水遊びなど、秋は落ち葉の海に埋もれてみたりどんぐりなどの木の実を探したり。冬は雪遊び、山ん尾斜面でおしり滑りやスキー。一日遊び倒します!
よほどの悪天候でない限り、雨の日もレインウェアを着て外遊びをします。水たまりで跳ねまわったりダムを作ったり、家でそんなことをして遊んでたら洋服やレインウェアが泥んこになるのでやめてー!!と言って止めてしまいますが、さんさん森のようちえんならたっぷりと遊ばせてくれます。

同じ場所にいても、みんなで同じことをするのではなく木登りに興味がある子供は木登りを落ちたどんぐりはや葉っぱに興味がある子供はどんぐりなどを集めたり、自分の夢中になれるものを見つけて遊びます。
それぞれ遊んでいるといってもそこは何人かの子供が集まっている場所。子供の社会ができているので意見が相違してぶつかることももちろんあります。そんなときは話し合いで解決していきます。自分の意見が通らないことやどこに落としどころを見つけるかという大切な経験を自然と体験していきます。
また、地域の方にも大変お世話になっていて、お餅つきにお手伝いに来てくださったり、ハロウィンの時は子供たちが仮装して近所を歩くとちゃんとお菓子を用意してくれていたりします。
他にも、ご自分の麦畑で麦ふみや種まき、収穫のお手伝いをさせていただいたり、書初めをしたり様々な体験をすることができます。
何よりも子供たちの訪問を楽しみに待っていてくれて、地域の方にも育てられていると強く感じます。

現在、利用条件はありますがスポットで参加することもできますので、ご興味のある方は
「さんさん森のようちえん」にお問い合わせしてみてはいかがでしょうか?
普段とは違う体験にお子様もワクワクすること間違いなし!
あと、私がいいなと思ったのは、卒園児を送るのが「卒園式」ではなく「ありがとうの会」という会ということ。
主に園児と園児の保護者が準備をしたり飲み物やお茶菓子を用意して、これまでお世話になった方々をご招待して、みんなで楽しみながら卒園児を送り出すという行事。
ちなみに「入園式」は「はじまりの会」と言っています。
保護者の方々は、「森のようちえん」に入れたい!と思い入れを持って入園させた方ばかりなので、何かあると協力し合いながら自主的に動くのもいいな、と思っています。
令和4年度に初めて行った「運動会」的、なもの、も「お品書き」が書かれていて、練習はしてません、子供たちがやりたいことをお品書きにしたので、全部やれるかわかりません、というもので「さんさん森のようちえん」らしくて笑いました。
結果的には、お品書き全部を行うことができました(笑)。
そんな「さんさん森のようちえん」の日常はFace Bookでみる事が出来ます^^
「さんさん森のようちえん」で検索してください。
笑顔あふれる子供たちの笑顔、先生のコメントにほっこりすると思いますよ。
さんさん森のようちえん
所在地:HOTAKANE BASE
群馬県利根郡片品村摺淵307
(旧武尊根小学校)










